法人クレジットカードの選び方とおすすめ12選!年会費無料、キャッシュフローなどで紹介

  • ※本ページはプロモーションが含まれており、当サイトは広告収入により運営されています。

「法人クレジットカードを作ろうと考えている」
「しかし、どれを選べばいいかわからない」

法人クレジットカードはいろんな種類があるため、このような疑問を抱く方は少なくありません。

そこでこの記事では選び方とともに12種類の法人クレジットカードを徹底比較し、5つのポイントでおすすめカードを紹介します。
記事の最後では法人クレジットカードの作り方や審査で重視されるポイントなども解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

法人クレジットカードの選び方

法人クレジットカードは個人クレジットカードと違って、カードによってさまざまな特徴があります。
後悔しないためにも、以下の5点を重視しながら選ぶのがおすすめです。

  • 還元率
  • 年会費
  • キャッシュフロー
  • 利用限度額
  • 特典

それぞれ具体的に解説します。

還元率

キャッシュフローのひっ迫など経営面で困っておらず、お得にポイントを貯めたい場合は還元率で選びましょう。

法人クレジットカードは扱う額が大きいため、還元率が数%違うだけで手に入るポイントが著しく異なります。

年会費

すこしでも出費を抑えたい場合、年会費無料の法人クレジットカードを選びましょう。
法人クレジットカードは基本的に年会費が発生しますが、中には無料のものもあります。

なお、年会費は経費として計上可能です。

キャッシュフロー

キャッシュに余裕をもたせて経営を改善させたい場合、キャッシュフローを重視するのがおすすめです。
具体的には、「締め日」から「支払い日」までの日数をチェックしてください。

「締め日」から「支払い日」までの日数が長ければ長いほど猶予が発生するため、銀行口座に現金が残りやすくなります。

利用限度額

経営を改善させたい方は、キャッシュフローとともに利用限度額も大事です。

おすすめは外資系の法人クレジットカードです。
外資系の場合、基本的に利用限度額の上限がありません。

特典

キャッシュフローを改善したいわけではない場合、特典で選ぶのもおすすめです。
法人クレジットカードは、個人クレジットカードよりもさまざまな特典があります。

【人気】おすすめ法人クレジットカード

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
セゾン コバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 0.5%~2.0% 無料 56日 最高500万円
NTTファイナンスBizカード レギュラー 1.0% 無料 56日 40/60/80万円
三井住友カード ビジネスオーナーズ 0.5%〜1.5% 無料 57日 最高300万円
アメリカン・エキスプレス・ ビジネスカード 0.5%〜1.0% 13,200円(税込)
※初年度無料
49日 上限なし
JCB法人カード 0.47%~1.49% 1,375円(税込)
※初年度無料
57日 10万~100万円
JCB法人ゴールドカード 0.5%~1.5% 11,000円(税込)
※初年度無料
57日 50万~250万円
楽天ビジネスカード 1.0%~5.0% 2,200円(税込) 57日 最高300万円
三井住友ビジネスカードゴールド 0.5%~2.5% 11,000円 57日 20~300万円
freee MasterCardワイド なし 無料 53日 30~1,000万円
ライフカードビジネス なし 無料 53日 10〜500万円
ANA JCB法人カード ワイド 1.0%~3.0% 12,925円(税込) 57日 10万~100万円
ダイナースクラブビジネスカード 0.4%~1.0% 27,500円(税込) 57日 上限なし

このように、法人クレジットカードは還元率も年会費も大きく異なります。
さらに、それぞれに独自の特典があります。

法人クレジットカードの特徴や特典の中身に関しては、続きをご覧ください。

セゾン コバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

「セゾン コバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」はセゾンが発行するアメリカン・エキスプレス」の法人クレジットカードです。
付帯保険がない代わりに、年会費や追加カード、ETCカードが無料です。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
0.5%~2.0% 無料 56日 最高500万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
アメリカン・エキスプレス 年会費:無料
枚数:9枚まで
無料 <海外>
なし
<国内>
なし
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短3営業日 高校生を除く法人代表者または個人事業主、フリーランス 締め日:10日
支払日:翌月4日
セゾン永久不滅ポイント

「セゾン コバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」はスタートアップや「これからホームページを作る」という企業・個人事業主に向いています。
契約すると、人気レンタルサーバー「エックスサーバー」の一部プランが無料になるのです。
さらに、次のような特典もあります。

主な特典
  1. ビジネス・アドバンテージ
    事務用品の購入や宅配便、レンタカーなどのサービスを料金交渉の手間なく、法人レートで利用できる
  2. レンタルサーバー「エックスサーバー」優待
    ・個人向けプラン(X10、X20、X30)の初期設定費用3,300円(税込)が無料
    ・法人向けプラン(B10、B20、B30)の初期設定費用16,500円(税込)が無料(※契約期間が6ヶ月以上の場合のみ)
  3. かんたんクラウド(MJS)優待
    株式会社ミロク情報サービスの会計・給与のクラウドサービスを、3ヵ月無料で試せる

NTTファイナンスBizカード レギュラー

「NTTファイナンスBizカード レギュラー」は維持費が安いうえに、還元率が高いという特徴があります。
利用限度額はそこまで高くありませんが、「キャッシュフロー」と「お得さ」のバランスが丁度いい法人クレジットカードです。
法人クレジットカードで還元率「1.0%」というのは、非常に高水準です。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
1.0% 無料 56日 40/60/80万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
VISA 年会費:無料
枚数:10枚まで
年会費550円(税込) <海外>
最高2,000万円
<国内>
最高2,000万円
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短3営業日 法人 締め日:月末
支払日:翌月25日
Bizカードポイント

「NTTファイナンスBizカード レギュラー」は社用車をよく使う法人に向いています。
出光のガソリンスタンドで、給油などのサービスがお得に割引されるのです。
他にも、法人専用クレジットカードならではのお得な特典があります。

主な特典
  1. Visaセルフ登録ポータル
    Amazon Businessで購買専用サイトを簡単かつスピーディーに開設できる
  2. VISAビジネスオファー
    VISA法人カード会員限定で、ホテル宿泊、オフィス用品・事務用品、印刷サービスなどを優待価格で利用できる
  3. 出光キャッシュバックシステム
    全国にある出光系列のガソリンスタンドで、給油などのサービスが最大40円/リットル割引される

三井住友カード ビジネスオーナーズ

人気や使い勝手、特典など、すべてが高水準でまとまっているのが「三井住友カード ビジネスオーナーズ」です。
さまざまなサイトでも「おすすめランキング1位」として紹介されており、口コミや評判でも高く支持されています。
カード番号がカードの表面に表示されない「ナンバーレス仕様」なので、数字が表示されてしまうカードに比べると、スキミングなどで不正利用される心配はほとんどありません。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
0.5%〜1.5% 無料 57日 最高300万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
VISA 年会費:無料
枚数:無制限
無料 <海外>
最高2,000万円
<国内>
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短3営業日 20歳以上の法人代表者または個人事業主 締め日:月末
支払日:翌月26日
Vポイント

ポイントは基本的に0.5%ですが、「対象の三井住友カードを作る」「対象店舗で使う」などの条件付きで1.5%に上昇します。
年会費、追加カード、ETCカードすべてにおいて無料で、さらに利用限度額が高いうえにキャッシュフローも長く、さまざまなニーズに対応できる法人クレジットカードです。

主な特典
  1. ビジネスサポートサービス
    アスクルやタイムズカーレンタルなどをお得に使える
  2. 福利厚生代行サービス
    1,000ヵ所の契約宿泊施設やスポーツクラブ、人間ドック、英会話学校などを割引料金で利用できる
  3. 追加カードも年会費無料
    本会員、追加カードのパートナー会員も永年で年会費が無料

アメリカン・エキスプレス・ ビジネスカード

アメリカン・エキスプレス・ ビジネスカードは外資系の法人クレジットカードです。
国内の法人クレジットカードと違って、利用限度額がありません。
事前に相談すれば、高額利用にも対応してくれます。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
0.5%〜1.0% 13,200円(税込)
※初年度無料
49日 上限なし
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
アメリカン・エキスプレス 年会費:無料
枚数:9枚まで
年会費550円(税込) <海外>
最高5,000万円
<国内>
最高5,000万円
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
1~3週間程度 満20歳以上
締め日:3日
支払日:当月21日

締め日:7日
支払日:当月26日

締め日:19日
支払日:当月10日
メンバーシップ・リワード

アメリカン・エキスプレス・ ビジネスカードは、契約すると「G-Search」の登録料と月会費が無料になります。
さらに、自社・自分が受けられる補助金・助成金を自動診断できるうえに、特別料金で申請書類作成・申請代行を依頼できるのです。

主な特典
  1. 福利厚生プログラム「クラブオフ」
    「クラブオフ」のVIP会員年間登録料が無料。追加カードのメンバーも含めて、国内外20万ヶ所以上の契約施設を特別優待料金で利用できる
  2. ビジネス情報サービス「G-Search」月会費無料
    入札・落札公告情報、企業情報、新聞・雑誌記事、人物情報などの情報をオンラインで入手できるサービス「G-Search」が登録・月会費無料
  3. 補助金・助成金検索サービス
    個人事業主・中小企業経営者様が受給できる主な補助金・助成金を自動診断

JCB法人カード

「三井住友カード ビジネスオーナーズ」とともに、国内の法人クレジットカードとして人気なのが「JCB法人カード」です。
「三井住友カード ビジネスオーナーズ」と同じくナンバーレスで、不正利用されるリスクを極力減らすことができます。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
0.47%~1.49% 1,375円(税込)
※初年度無料
57日 10万~100万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
JCB 年会費:1,375円(税込)
枚数:無制限
無料 <海外>
最高3,000万円
<国内>
最高3,000万円
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短3営業日 2法人の代表者または個人事業主(18歳以上) 締め日:15日
支払日:翌月10日
OkiDokiポイント

JCB法人カードは、出張など移動や宿泊が多い企業・個人事業主におすすめです。
JR東海の「エクスプレス予約」が利用できるうえに、「じゃらんnet」で法人限定のシークレットプランを予約できます。
年会費はかかりますが、それ以上に移動費・交通費を抑えられる可能性があります。

主な特典
  1. JR東海「エクスプレス予約」サービス
    東海道・山陽新幹線(東京〜博多間)のネット予約や、チケットレス乗車サービス「エクスプレス予約」が利用できる
  2. じゃらんコーポレートサービス
    「じゃらんnet」で提供している宿泊プランに加え、法人限定の安価なシークレットプラン「JCS限定プラン」を利用できる
  3. JCBトラベル
    出張や社員旅行の手配、ゴルフ付きツアーの相談・予約ができる

JCB法人ゴールドカード

上述した「JCB法人カード」のゴールドカードです。
JCB法人カードよりさらに使い勝手が良くなり、特典も充実しています。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
0.5%~1.5% 11,000円(税込)
※初年度無料
57日 50万~250万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
JCB 年会費:無料
枚数:無制限
無料 <海外>
最高1億円
<国内>
最高5,000万円
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短3営業日 法人の代表者または個人事業主(18歳以上) 締め日:15日
支払日:翌月10日
OkiDokiポイント

JCB法人ゴールドカードは「飛行機による移動も多い企業・個人事業主」におすすめです。
国内の主要空港にあるラウンジを無料で利用できます。
また、法人デスクにてゴルフコンペの開催や予約も対応してくれます。

主な特典
  1. 空港ラウンジサービス
    国内の主要空港、およびハワイホノルルの国際空港内にあるラウンジを無料で利用できる
  2. JCBゴールド グルメ優待サービス
    全国の対象店舗にて、飲食代金が割引される
  3. ゴルフエントリーサービス
    法人デスクで有名コースでのゴルフコンペ開催や、全国約1,200ヵ所あるゴルフ場の手配を対応してくれる

楽天ビジネスカード

日常的に楽天を利用する場合、楽天ビジネスカードがおすすめです。
楽天ビジネスカードは、楽天ポイントが貯まりやすい法人クレジットカードです。
特に、定期的に開催される「スーパーポイントアッププログラム」を利用すれば、ポイント還元率が最大で5.0%に上昇します。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
1.0%~5.0% 2,200円(税込) 57日 最高300万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
VISA なし 年会費550円(税込) <海外>
なし
<国内>
なし
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
通常2~3週間 20歳以上の法人代表者または個人事業主 締め日:月末
支払日:翌月27日
楽天ポイント

追加カードがないため、いわゆる「一人会社」や個人事業主に向いています。
契約する際は「楽天プレミアムカード」も作っておきましょう。
楽天プレミアムカードを個人経費用、楽天ビジネスカードを法人経費用に使い分けることで、以下の特典が受けられます。

主な特典
  1. プライオリティ・パス
    国内の主要空港、およびハワイホノルルの国際空港内にあるラウンジを無料で利用できる
  2. JCBゴールド グルメ優待サービス
    全国の対象店舗にて、飲食代金が割引される
  3. ゴルフエントリーサービス
    法人デスクで有名コースでのゴルフコンペ開催や、全国約1,200ヵ所あるゴルフ場の手配を対応してくれる

三井住友ビジネスカードゴールド

法人におすすめなのが三井住友ビジネスカードゴールドです。
法人しか契約できず、引き落とし口座も法人口座しか設定できないため、きっちりと経費管理できます。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
0.5%~2.5% 11,000円 57日 20~300万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
VISA 年会費:2,200円(税込)
枚数:19枚まで
年会費550円(税込) <海外>
最高5,000万円
<国内>
最高5,000万円
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短3営業日 法人
締め日:15日
支払日:翌月10日

締め日:月末
支払日:翌月26日
Vポイント

法人専用のクレジットカードなので、ビジネスに関するお得なサービスを受けられます。
年会費はかかりますが、経費として計上できるので安心してください。

主な特典
  1. ビジネスサポートサービス
    アスクルやタイムズカーレンタルなどをお得に使える
  2. 空港ラウンジサービス
    国内の主要空港にあるラウンジを無料で利用できる
  3. 海外キャッシュサービス
    現地通貨を法人カードで用意できる

freee MasterCardワイド

「freee MasterCardワイド」はfreeeとライフカードによるクレジットカードです。
シンプルさを追求したクレジットカードで、年会費、追加カード、ETCカード、すべて無料です。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
なし 無料 53日 30~1,000万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
MasterCard® 年会費:無料
枚数:999枚まで
無料 <海外>
なし
<国内>
なし
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短4営業日 法人代表者・個人事業主 締め日:5日
支払日:翌月27日
なし

ポイントや保険はありませんが、「freee MasterCardワイド」ならではの特典があります。
詳しくは下をご覧ください。

主な特典
  1. freee
    「クラウド会計ソフト freee会計」が2,000円分ディスカウントされる
  2. アドビ
    「Adobe Creative Cloudコンプリートプラン(個人版)」が初年度15%OFFされる
  3. 士業相談サービス
    所定の弁護士、税理士、社労士に1回だけ無料相談できる

ライフカードビジネス

ライフカードビジネスも非常にシンプルです。
利用限度額が最大で500万円と、国内のクレジットカードとしては高水準です。
ただし、200万円以上の場合は「登記事項証明書」などが必要になるので気をつけてください。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
なし 無料 53日 10〜500万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
MasterCard®、VISA、JCB 年会費:無料
枚数:3枚まで
無料 <海外>
なし
<国内>
なし
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短4営業日 法人または個人事業主 締め日:5日
支払日:翌月27日
なし

追加カードが3枚だけなので、少数精鋭のスタートアップに向いています。
下で紹介する特典の他に、それぞれのブランドによる優待サービスなども受けられます。

主な特典
  1. 弁護士提携
    ライフカード提携弁護士による法律相談をが1時間無料になる
  2. ベネフィット・ステーション
    ホテル、旅館、ジム、映画館などがお得に使える
  3. トラベルゲート
    国内旅行・海外旅がオンラインで簡単予約できる

ANA JCB法人カード ワイド

マイルを貯めたい企業・個人事業主におすすめなのが「ANA JCB法人カード ワイド」です。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
1.0%~3.0% 12,925円(税込) 57日 10万~100万円
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
JCB 年会費:825円(税込)
枚数:3枚まで
無料 <海外>
最高5,000万円
<国内>
なし
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短3営業日 法人の代表者または個人事業主(18歳以上) 締め日:15日
支払日:翌月10日
Oki Dokiポイント

最大のメリットは、やはり「マイルを貯めやすい」という点です。
利用額1,000円ごとにOki Dokiポイントが貯まるのですが、1ポイントで10マイルに還元できます。
他にも、次のような特典があります。

主な特典
  1. マイルが貯まる
    ANAグループ便に搭乗するたびに、以下のポイントが貯まる
    ・通常のフライトマイル
    ・区間ごとの割増ボーナスマイル
  2. ビジネスきっぷ
    「ビジネスきっぷ」で運賃が割引される。ビジネスきっぷは搭乗当日まで予約・変更可能で、100%マイルが貯まる。
  3. Oki DokiポイントをANAマイルに移行できる
    1,000円で1Oki Dokiポイント貯まり、1Oki Dokiポイントで10マイルと交換できる

ダイナースクラブビジネスカード

上質な特典・サポートを受けられるのが「ダイナースクラブビジネスカード」です。
外資系の法人クレジットカードであり、利用限度額はありません。

還元率 年会費 キャッシュフロー 利用限度額
0.4%~1.0% 27,500円(税込) 57日 上限なし
ブランド 追加カード ETCカード 付帯保険
ダイナース 年会費:無料
枚数:2枚まで
無料 <海外>
最高5,000万円
<国内>
最高1億円
最短発行 申込み条件 締め日・支払日 ポイント種類
最短3営業日 27歳以上の法人代表者または個人事業主 締め日:15日
支払日:翌月10日
ダイナースクラブ リワードプログラム

会員限定サロンに入室できるなど、「ダイナースクラブビジネスカード」ならではの特典が豊富です。

主な特典
  1. ダイナースクラブ ビジネス・ラウンジ
    ダイナースクラブ・ビジネスカードの会員限定サロン「銀座サロン」に入室・利用できる
  2. ダイナースクラブ ビジネス・オファー
    G-Searchデータベースサービスの月額基本料が6ヵ月間無料になる、などさまざまな特典がある
  3. ダイナースクラブ 料亭プラン
    通常では予約するのが難しい高級料亭を、ダイナースクラブが予約を代行してくれる

【還元率が高い】おすすめ法人クレジットカードBEST3

還元率
楽天ビジネスカード 1.0%~5.0%
ANA JCB法人カード ワイド 1.0%~3.0%
NTTファイナンスBizカード レギュラー 1.0%

還元率が高いのは、最大で5%のポイントが貯まる楽天ビジネスカードです。
ただ、楽天ビジネスカードは追加カードが作れないため、「従業員に持たせたい」というニーズがあるならおすすめできません。

飛行機をよく使うなら、ANA JCB法人カード ワイドがおすすめです。
NTTファイナンスBizカード レギュラーはキャンペーンこそほとんどないものの、安定して1.0%のポイントキャッシュバックを得られます。

【年会費無料】おすすめ法人クレジットカードBEST3

年会費 追加カード ETCカード
三井住友カード ビジネスオーナーズ 無料 年会費:無料
枚数:無制限
無料
freee MasterCardワイド 無料 年会費:無料
枚数:999枚
無料
NTTファイナンスBizカード レギュラー 無料 年会費:無料
枚数:10枚
年会費550円(税込)

年会費無料でおすすめなのは、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」です。
追加カードの制限がないうえに、年会費もETCカードもすべて無料です。

freee MasterCardワイドも無料ですが、ポイントが貯まりません。
「三井住友カード ビジネスオーナーズ」はすべて無料なうえにVポイントが貯まるのでお得です。
「NTTファイナンスBizカード レギュラー」はETCカードこそ年会費がかかりますが、ポイント還元率が「1.0%」と高水準です。

【キャッシュフローが長い】おすすめ法人クレジットカードBEST3

キャッシュフロー
三井住友カード ビジネスオーナーズ 57日
JCB法人カード 57日
三井住友ビジネスカードゴールド 57日

キャッシュフローが長い法人クレジットカードとしておすすめなのがこの3つです。
特に、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は年会費も追加カードもETCカードも無料なうえに、利用限度額も「最大300万」と高く設定されています。

他にもキャッシュフローが長い法人クレジットカードはいくつかありますが、大差はあまりありません。
キャッシュフローを安定させたい場合、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」を利用しましょう。

【利用限度額が高い】おすすめ法人クレジットカードBEST3

利用限度額
アメリカン・エキスプレス・ ビジネスカード 上限なし
ダイナースクラブビジネスカード 上限なし
セゾン コバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 最高500万円

利用限度額で選ぶ場合、「アメリカン・エキスプレス・ ビジネスカード」「ダイナースクラブビジネスカード」などの外資系法人クレジットカードがおすすめです。
外資系法人クレジットカードは上限がありません。

国内で利用限度額が高いのは「freee MasterCardワイド」ですが、200万円以上に設定する場合、登記簿謄本などが必要になり、審査が厳しくなる恐れがあります。
一方、外資系の法人クレジットカードは設立1年未満でも利用限度額上限なしで契約できる可能性があります。

【特典が豊富】おすすめ法人クレジットカードBEST3

主な特典
NTTファイナンスBizカード レギュラー 全国にある出光系列のガソリンスタンドで、給油などのサービスが最大40円/リットル割引される
ANA JCB法人カード ワイド マイルを貯めやすい
ダイナースクラブビジネスカード 会員限定サロンを利用できる

社用車をよく利用するなら「NTTファイナンスBizカード レギュラー」の特典に注目するべきです。
ガソリンが高騰している中、給油などが割引される「NTTファイナンスBizカード レギュラー」は非常にお得です。

飛行機を利用する場合、「ANA JCB法人カード ワイド」を使えば効率よくマイルを貯められます。
ステータスを手に入れたいなら「ダイナースクラブビジネスカード」がおすすめです。

法人クレジットカードを作る際に知っておくべき知識

法人クレジットカードは、できれば損することなくお得に契約したいですよね。
そこで、法人クレジットカードを作る際に最低限知っておくべき知識を2つ紹介します。

  • 法人クレジットカードの種類
  • 法人クレジットカードと個人クレジットカードの違い

これらを頭に入れておくことで法人クレジットカードの理解が深まります。

法人クレジットカードの種類

まず、法人クレジットカードには2種類あります。

  • コーポレートカード
  • ビジネスカード

詳しくは下をご覧ください。

コーポレートカード ビジネスカード
名義 法人 法人の代表
個人事業主
フリーランス
口座 法人口座 個人口座
利用限度額 高い 低い
登記事項証明書などの書類 必要 必要なし(例外あり)
追加カード

主な違いは名義が「法人」か「個人」かです。
コーポレートカードは法人名義であり、個人は利用できません。
一方、ビジネスカードは個人名義であり、法人の代表や個人事業主、フリーランスでも作れます。

ビジネスカードでも、従業員の追加カードを発行できます。
大企業はコーポレートカード、中小企業や個人はビジネスカードを発行するのが一般的です。

法人クレジットカードと個人クレジットカードの違い

法人クレジットカードと個人クレジットカードはほとんど違いがありません。
仕組みや使い方の流れも同じです。

ただ、個人クレジットカードに比べると、利用限度額が高かったりキャッシングや分割払いができなかったりします。

法人クレジットカードを作る手順

次に、法人クレジットカードを作る手順について解説します。
法人クレジットカードを作る手順は以下の3つです。

  1. 入会の申し込み
  2. 審査
  3. クレジットカードが手元に届く

基本的にどんな法人クレジットカードも、この流れは変わりません。

入会の申し込み

まずは入会申し込みしましょう。
ビジネスカードの場合、個人クレジットカードを作るのと変わりません。
名前、住所などの個人情報に加え、家族構成や年収、借入額などを入力します。

コーポレートカードの場合、会社の業績や売上、本店所在地などを記入します。
連帯保証人として代表者の情報も必要です。

審査

法人クレジットカードは審査に通過しないと契約できません。
審査は法人クレジットカードによって異なります。

即日に結果が出るケースもあれば1週間程度かかることもあるため、早めにカードを作りたい場合、あらかじめスケジュールに余裕を持たせておきましょう。

審査で重視される点や必要書類などは後述していますので、ぜひ参考にしてください。

クレジットカードが手元に届く

審査に通過すれば、クレジットカードが手元に届きます。
クレジットカードが手元に届くスピードも、ブランドなどによって異なります。

早くて「申し込みして1週間程度」と考えてください。

法人クレジットカードの審査について

すべての法人クレジットカードは、審査に通過しなければ契約できません。
ここでは審査に関する以下の点を解説します。

  • 審査でチェックされるポイント
  • 審査に必要な書類

審査でチェックされるポイント

審査でチェックされるポイントは主に3つあります。

  • 経営者の信用情報
  • 経営実績
  • 財務状況

いわゆる「レギュラーカード」の場合、「経営者の信用情報」が重視される傾向が強いです。
たとえば個人クレジットカード同様、経営者の信用情報に問題があればいくら法人の業績が良くても契約できません。

ゴールドカード以上になると、「経営者の信用情報」に加え経営実績や財務状況もチェックされます。

審査に必要な書類

審査に必要な書類は以下のとおりです。

  • 法人としての確認書類(登記事項証明書、登記簿謄本、印鑑証明書など)
  • 代表者の本人確認書類(運転免許証のコピーなど)
  • 入会申込書など

レギュラーカードなどの場合、上述したように「経営者の信用情報」が重視されることが多いため、「法人としての確認書類」は必要ないケースがほとんどです。
提出が必要になる場合、「6ヶ月以内」の有効期限があるので気をつけてください。

法人クレジットカードのメリットとデメリットについて

現金で経費精算するよりも、はるかにメリットが大きい法人クレジットカードですが、もちろんデメリットも存在します。
2023年に「インボイス制度」がはじまると、請求書が増え、より一層事務作業が増えると予想されます。
導入に向けてメリットとデメリットを把握しておき、今のうちにできる限り余計な業務を減らしておきましょう。

メリットについて

法人クレジットカードの主なメリットは下記の3つです。

  • 効率的な支払いができる
  • 経費管理が簡単になる
  • ポイント還元や特典で経費を賄える

効率的な支払いができる

法人クレジットカードで支払いをすると請求書や領収書を発行する手間が省略出来るので、経費を効率よく処理できるようになります。

経費管理が簡単になる

クレジットカードの利用明細書から経費を把握できるようになるため、経費精算の処理や管理が容易になるのも法人クレジットカードの魅力です。

ポイント還元や特典で経費を賄える

法人クレジットカードは一般的なクレジットカードと同じく、ポイント還元や特典などがつきます。こうしたポイントを活用することで経費を抑えることができるのもメリットの1つです。

デメリットについて

デメリットについては主に下記の3点です。

  • クレジットリスクが存在する
  • 利息負担や支払い遅延による高額利息
  • 利用できる場所や限度額に制限がある

クレジットリスクが存在する

法人クレジットカードも一般的なクレジットカード同様、クレジットリスク(信用リスク)があります。ただし、法人クレジットカードの場合、個人ではなく、法人自体が責任を負うことになるので注意が必要です。法人としての信用が低い場合、カード発行自体が行えない可能性もあります。

利息負担や支払い遅延による高額利息

個人クレジットカードはショッピングの利用など、1回払いや2回払いとして利用する場合、手数料や利息は発生しませんが、法人クレジットカードは利息が発生する場合があります。また、支払期日を過ぎてしまうとさらに高額な利息負担する場合もあるため、定期的な返済を心がけましょう。

利用できる場所や限度額に制限がある

法人クレジットカードを発行する会社によっては利用可能な店舗が制限されている場合があるため、事前の確認が重要です。また、利用限度額も予め決まっているので、限度額を超えてしまうと、急な支払いで必要になった時に利用できなくなってしまうため注意しましょう。

法人クレジットカードを作る際のよくある質問

最後に、法人クレジットカードを作る際のよくある質問を紹介します。
ここでは以下の質問に回答します。

  • 法人クレジットカードのポイントは何に使える?
  • 何枚作れる?
  • 個人の支出を法人のクレジットカードで払える?
  • 個人事業主やフリーランスでも法人のカードを作れる?

法人クレジットカードのポイントは何に使える?

次のような使い方ができます。

  • オフィス用品などの消耗品費用
  • 宿泊費、航空券などの出張費用
  • 福利厚生に還元する
  • マイルに移行する、など

なお、法人クレジットカードのポイントは法人に所有権があります。
追加カードで貯まったポイントだとしても、経営者や社員、従業員が私的利用することは禁じられているので注意してください。

何枚作れる?

何枚でも作れますが、一度に複数枚申し込みすると審査で不利になります。
審査では、「何回法人クレジットカードを申し込んだか」「いつ申し込んだか」もわかるからです。

たとえば、「2022年の2月に10回申し込んでいた」とわかれば、審査担当に「お金に困っているのかもしれない」と良くない印象を抱かれかねません。
なお、追加カード・ETCカードは決められた枚数まで作れます。

個人の支出を法人のクレジットカードで払える?

個人の支出でも、法人の業務に関係するものであれば払えます。

ただし、できれば完全に分けましょう。
税務調査されたときに「法人の業務と関係がある」と証明できなければ、税金を追徴される危険性があります。

個人事業主やフリーランスでも法人のカードを作れる?

個人事業主やフリーランスが法人のカードを作ることはできません。

ただ、ビジネスカードならOKです。
ビジネスカードの場合、個人の口座を引き落とし口座に設定できます。

まとめ

おすすめの法人クレジットカードについてまとめます。

  • 法人クレジットカードは「還元率」「年会費」「キャッシュフロー」「利用限度額」「特典」で選ぶ
  • 迷ったら「三井住友カード ビジネスオーナーズ」がおすすめ
  • 法人クレジットカードはコーポレートカードとビジネスカードがある
  • 大企業でない場合、コーポレートカードではなくビジネスカードを作る
  • ビジネスカードの場合、個人の信用情報だけで審査してもらえる可能性が高い

今回紹介した法人クレジットカードの選び方を踏まえて、自社・自分のニーズに合ったものを選びましょう。

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です